フレイル/転倒予防

歩きの健康診断

フレイル/サルコペニア予防の重要なポイントの一つは、転倒リスクを下げながら出来るだけ長く自分の足で歩けること。『歩きの健康診断』は、健康寿命のカギを握る「足と歩き」をデジタルプレートで科学的に分析し、様々な問題点や将来リスクをデータで可視化します。

主な計測項目:歩行軌道(重心移動)、足圧分布やバランス、足の向きや足指の接地状態、歩行速度など

 

歩行計測システム

世界最高レベルのセンサー密度を誇るデジタルプレートは、立位だけでなく歩行/走行時の足圧の状態や変化を精密に計測し比較することが可能なため、以下のような研究分野にも応用可能です。

  1. フレイル/サルコペニア予防の指標数値を科学的に計測
  2. 転倒リスクの発見や診断
  3. リハビリの治療介入などの改善効果を計測・評価

 

システム対応表

Footscan プレート長さ&タイプ 0.5m
Entry
1.0m
Entry
1.0m
Entry
1.0m
Entry
3Dスキャナー・TIGER
ソフトウェア種類 Essential Clinical Scientific Scientific
測定項目の概要 主な測定概要 例)データ用途
測定:立位、バランス、歩行、走行
  • 姿勢バランス&歪み
  • 左右差
  • フィッティング評価(靴、インソール、義肢装具など)
足裏の長さ・横幅
  • 足サイズの左右差
足圧分布・ピーク圧
  • 外反母趾
  • 姿勢バランス
  • 糖尿病と足圧ピーク部分の査定
  • 体重の分布(前後左右)
歩行時の足圧中心線 (COP)
  • リハビリや運動指導による効果検証
リスク分析
  • 足の動きや傾きは「リスク高・中・低」で自動分析される
  • 転倒予防やフレイル査定へ活用
  • リハビリやインソール着用によるリスク減や変化比較。
片足毎の足圧中心 (COP) ×
  • 運動や筋力強化による歩行の変化比較
足向きの角度 ×
  • 爪先の方向(歩行時)
距骨下関節の可動角度 ×
  • 踵の不安定度
歩行速度 ×
  • 横断歩道を渡れる速度か
  • 歩き速度を維持する運動指標で利用
ステップ歩幅(右踵→左踵) ×
  • 横断歩道を渡りきる歩幅であるか。
ストライド幅 (右踵→左踵→右踵)
*Clinical/Scientificで長いプレートがmi必要
×
  • フレイル予防:1秒で1mで歩けるか
Rawデータ出力 × ×
3D スキャナー
機種:TIGER
Footscan3D測定と
3Dスキャン測定をリンク
× × ×
アーチの高さと長さ × × ×
足周・足長・足幅 × × ×
足裏の写真 × × ×
3Dスキャン
足底から15cm
× × ×
STLデータ出力 × × ×
価格帯 840,000円 1,430,000円 1,760,000円 4,242,500円
  • 上記のシステム構成は一例です。詳細についてはお問い合わせ下さい。
  • 使用するfootscanプレートの長さやソフトウェアの種類、さらに3Dスキャナーを加えるかどうかで計測可能な項目やデータの応用範囲が異なります。
  • この表は主な計測項目になります。footscanプレートで計測できる詳細な項目はこちらをご確認ください。

 

footscanプレートの詳細はこちら
※footscanプレート+Tiger3Dスキャナで作られたインソールはカナダでは医療保険の対象となります。

TIGER 3Dスキャンの詳細はこちら